ガンギャラリーGUN GALLERY
Beretta/ベレッタ
世界限定350挺のプレミアムモデル 誉れ高き名門ブランドを手にする至福
世界最古の銃器メーカーとして知られるベレッタ。ご存じのように狩猟用から競技用、軍用まで、世界中に供給されている名門ブランドである。射撃手のポテンシャルを最大限に引き出す性能と、この名門ブランドの銃を手にする至福は、選ばれしシューターだけに与えられる特権なのだ。銃器メーカーとしては世界最古の歴史を誇るベレッタが創業されたのは1526年のこと。その創設者は、この世界では伝説的人物とされマエストロと呼ばれたパルトロメオ・ベレッタ氏(1498~1565)であり、公式記録では1680年にベレッタ社(現在のFabbrica d’Armi Pietro Beretta S.p.A.)として創立されている。事業開始の地であるガルドーネ·ヴァル·トロンピアは、現在も同社が本拠を置く、イタリアにおける銃器生産の中枢でもある。ベレッタ社は創業後、事業拡大ともに海外進出も果たし、職人による少量生産から最新の製造技術を用いた生産ラインへと近代化されていった。軍用と一般市場の両方で成功を収め、495年に及ぶ長い年月を経て、今日までベレッタは世界中で繁栄を遂げてきたのである。本国イタリアの軍や警察をはじめ、多くの国々の公的機関にその銃器が供給されていることは広く知られているが、伝統的なハンティング銃はもちろん、ベレッタの民間用競技用銃が数多くの国際大会で実績を上げてきたことも、シューターの間では周知の事実である。ここで紹介する「Beretta DT11 10th Anniversary Limited Edition(10周年記念限定モデル)」 は、そんなベレッタの栄光を象徴する一挺と言える。機能、重量バランス、インパクトポイント等、あらゆる場面で要求される性能を高レベルで満たし、常にベストパフォーマンスが保証されてきたDT11の贅を尽くした10周年記念限定モデル(世界限定350挺)。頂点を極めた名門ブランドを手にする至福を存分に味わえる逸品である。
10周年アニバーサリーモデルの特別デザインとして、先台の一部や用心金にもフローラル・エングレイビング(唐草彫刻)が施された機関部ボトム。ベレッタのマークや「DT11」「10th AnniversaryLimited Edition」のほか、限定シリアルナンバーの刻印が入れられている。 | レシーバーサイドには鏡面仕上げが施され、それに続く側面のヘアライン仕上げやフローラル・エングレイビングとのコラボレーションが美しさを引き立たせる。これも10周年アニバーサリーモデル専用の特別デザイン。 | 手のひらに吸い付くような形状のグリップ部が採用された銃床には、高品質のリアルウッドを使用。その深みのある木目は、プレミアムモデルに相応しい贅沢な佇まいを醸し出している。 |