ガンギャラリーGUN GALLERY
FXroyale / FXロイヤル
常に一歩先を見据えた製品開発それはユーザーの夢を形にすること
ハイパワーかつ高性能。エアーガンの世界とは無縁と思われたその課題を克服した瞬間から、次の目標が生まれる。傍目には小さな変化としか映らない改良の積み重ねが、次なる歴史、名銃となって姿を現す。『最強かつ最高の一梃』と評されるFXサイクロンの半歩先を目標に、それを乗り越えることを使命に開発が進められた終極のエアーガンがある。FXロイヤル。それはハンターの夢を形にした一梃。FXサイクロンという完成されたエアーガンはハンターの夢を叶えたものといえる。単純にパワーのみを追求するなら、サイクロンを超えるものはいくらでも開発できる。また、精度のみを求めるなら競技専用銃には及ばない。が、パワーと精度の両立という意味では、FXサイクロンを超えることは容易ではない。そこには多くのノウハウが必要で、一朝一夕には解決できない問題が山積するからである。そんな、絶対的ともいえる人気のFXサイクロンの次世代モデルとも評されるのがFXロイヤル250である。
これは、海外市場において広く販売されてきたロイヤル400の日本市場専用モデルである。基本的な部分は名品サイクロンを踏襲するが、次世代モデルの呼び声高いだけに、そこここに改良点が見られる。主な改良点は次のとおりだ。より確実な作動を持つサイドレバー。これは、グラブなどをはめていても操作しやすくなっている。弾倉はスプリング内蔵式で確実性の向上に一役買っている。
また、気になるパワー調整も操作しやすいドラム型へと仕様変更された。銃床はデザインを大胆に変更し、堅牢性も高まっている。 シュラウドにカバーされた銃身は、FX社オリジナルのチョークドバレルを使用。スムースボアが続き、銃口側ではオクタゴン(五角形)のチョークを設けることで回転を与え、より集弾性能も上がっているという。何よりもビッグニュースは、6.35mm口径のモデルが輸入されたことで、これにより、より確実に獲物を仕留めることができ、ハンターたちに歓迎されるのは間違いない。「名銃を超える名銃」と呼ぶに値する一梃である。
スプリングが内臓式となった弾倉。パワー調整がドラム式へと変更。これらはハンターにとって特に朗報だ。 | 銃床の下に設けられたプレッシャーメーターは見やすく、いつでも必要なときにチェックできる。 |
より確実な作動性を持たせたサイドレバー。連射性の高いエアガンだけに、ハンターにとって大きな意味を持つ。 |